第一回:理論化学シンポジウム
日時: 1982年8月20日(金)−8月23日(月)
場所: 京都府立ゼミナールハウス(京都府北桑田郡京北町)
参加費: 18000円
世話人: 塚田捷(東大理) 細矢治夫(お茶大理) 中辻博(京大工) 岩田末廣(慶大理工)
プログラム
20日
福留秀雄(京大理) ポリアセチレンのソリトンにおけるクーロン相互作用
柳瀬章(大阪府大総合科学) 混合原子価系の理論
21日
細矢治夫(お茶大理) 芳香族炭化水素のπ電子構造のグラフ理論
森田昭雄(秋田大教育) 液体分子の配向に関する回転ブラウン運動の理論
ポスターセッションA
香川貴司(奈良女大理) 原子分子の電子状態に対する相対論的理論の諸問題
福井謙一 理論化学雑話
ポスターセッションB
22日
浅野摂郎(東大教養) 遷移金属のバンド理論
榊茂好(熊大工) 遷移金属錯体と触媒の理論
高塚和夫(分子研) 分子と電子・光子衝突におけるSchwingerの変分法とその拡張
中川節子(北里大薬) タンパク分解酵素の反応機構に関する分子軌道法的研究
山下晃一(京大工) 化学動力学におけるIRC (Intrinsic Reaction Coordinate)
Approach
星野敏春(阪大理) 表面の再構成と化学吸着
押山淳(東大理) 擬一次元伝導体の電子構造と電気抵抗
中西秀(慶大理工) 非晶質の電子的性質
諸熊奎治(分子研) 化学反応のポテンシャル面
23日
古賀俊勝(室蘭工大) 運動量電子密度の概念と原子間相互作用
樫森与志喜(阪市大理) 水素結合鎖系におけるソリトンの役割
岩田末廣(慶大理工) 分子の内殻電子励起とイオン化