第九回:理論化学シンポジウム
「21世紀の化学物理への展望」
日時: 1998年8月2日(日)−8月5日(水)
場所: 愛知県労働者研修センター(愛知県瀬戸市)
参加費: 30000円
世話人: 岡本祐幸(分子研) 三好永作(九大・分子研) 高須昌子(金沢大)
水谷泰久(分子研)
参加者: 約70名
プログラム
2日
松岡修(九大理) 相対論的Hartree-Fock法による分子計算
藪下聡(慶大理工) スピン軌道CI法の計算方法と最近の計算例
米満賢治(分子研) 分子性導体の多様な物性:次元性と電子相関
北川禎三(分子研)[特別講演] 時間分解ラマン分光法による蛋白質の振動緩和および構造緩和の研究
3日
寺島正秀(京大理) 電子励起エネルギーから熱エネルギーへの変換過程
佐藤啓文(分子研) 溶液内分子の電子状態理論RISM-SCF/MCSCF法によるアプローチ
太田勝久(室蘭工大) 時間依存変分法による多電子波動関数の時間発展
飯高敏晁(理研) 量子ダイナミクスによる線形応答関数のOrder(N)計算法
ポスターセッション
4日
柏木浩(九工大)[特別講演] 光合成反応中心の複雑な場とデリケートな電子状態
長谷川龍一(三菱化学) 平均場理論を用いた高分子系のメソスコピックシミュレーション
木寺詔紀(京大理) 蛋白質のマルチカノニカル分子動力学シミュレーション
岡崎進(東工大) リン脂質二重層膜の分子動力学シミュレーション
ポスターセッション
5日
丑田公規(理研) 新しい光化学と放射線化学〜放射光の向こう〜
泰地真弘人(統計数理研) 計算科学のための専用計算機