第十回:理論化学シンポジウム
「光物性、光合成、溶液、蛋白質周辺の最近の話題」

日時: 2000年8月2日(水)−8月5日(土)
場所: 愛知県労働者研修センター(愛知県瀬戸市)
参加費: 35000円
世話人: 米満賢治(分子研) 奥村剛(分子研) 北尾修(物質研) 兒玉健(都立大)
参加者: 約60名

プログラム
2日
三谷忠興(北陸先端大)[特別講演] 有機・無機ハイブリッドシステムの新しい展開
小川哲生(阪大理・東北大理) 光誘起相転移ダイナミクス:ドミノ倒し描像と平均場描像

3日
沖本洋一(JRCAT) 赤外分光からみた電荷移動錯体TTF-CAおよびTTF-QBrの電子状態
小川佳宏(東工大理) スピンクロスオーバー錯体の光誘起相転移ダイナミクス
高橋聡(京大工・科技団) 蛋白質の折れ畳み初期過程の実験的研究:局所的相互作用と非局所的相互作用の形成されるタイミングはいつか?
北尾彰朗(京大理) 蛋白質のやわらかさと機能
池口満徳(東大農) 生体分子水溶液の分子シミュレーションおよび統計力学理論
ポスターセッション

4日
住斉(筑波大物質工)[特別講演] 電子移動反応理論の進歩と生体系への適用
熊崎茂一(北陸先端大) 光合成の初期過程に関する最近の実験結果の紹介
森田明弘(京大理) 不均質な大気の化学における気液境界での構造とダイナミクス
吉森明(九大理) 溶媒和における線型応答
ポスターセッション

5日
松林伸幸(京大化研) 常温常圧から超臨界状態までの水中におけるイオン性および無極性溶質間の相互作用
三浦伸一(東工大総合理工) 量子液体と経路積分分子動力学