「En/ComplexRI」の版間の差分

提供: ComplexRI: Manual
ナビゲーションに移動 検索に移動
13行目: 13行目:
 また、WebアプリケーションとしてのUIも上村が実装した。
 また、WebアプリケーションとしてのUIも上村が実装した。


== チュートリアル ==
== tutorial ==
:チュートリアルでは4種類全10個の入力について、実際に解析を行い、その結果をもとに説明する。
:tutorialでは4種類全10個のinputについて、実際に解析を行い、その結果をもとに説明する。
{|class="wikitable"
{|class="wikitable"
! 目次(チュートリアル)
! index(tutorial)
|-
|-
|[[チュートリアル01|チュートリアル01]]:ファイルを入れて解析する(入力1⃣を与える練習)
|[[tutorial01|tutorial01]]:ファイルを入れて解析する(input1⃣を与える練習)
|-
|-
|[[チュートリアル02|チュートリアル02]]:解析に関する条件を指定する(入力4⃣を与える練習)
|[[tutorial02|tutorial02]]:解析に関する条件を指定する(input4⃣を与える練習)
|-
|-
|[[チュートリアル03|チュートリアル03]]:ファイルの形式を変える(入力2⃣を与える練習)
|[[tutorial03|tutorial03]]:ファイルの形式を変える(input2⃣を与える練習)
|-
|-
|[[チュートリアル04|チュートリアル04]]:実験条件を正しく与える(入力3⃣を与える練習)
|[[tutorial04|tutorial04]]:実験条件を正しく与える(input3⃣を与える練習)
|}
|}


----
----


==マニュアル==
==manual==


{|class="wikitable"
{|class="wikitable"
! 目次(入力)
! index(input)
|-
|-
|[[入力#入力01|入力01]]:タイトル
|[[input#input01|input01]]:タイトル
|-
|-
|[[入力#入力02|入力02]]:ファイル
|[[input#input02|input02]]:ファイル
|-
|-
|[[入力#入力03|入力03]]:反射率か吸光度か?
|[[input#input03|input03]]:反射率か吸光度か?
|-
|-
|[[入力#入力04|入力04]]:波数範囲
|[[input#input04|input04]]:波数範囲
|-
|-
|[[入力#入力05|入力05]]:データの列の指定
|[[input#input05|input05]]:データの列の指定
|-
|-
|[[入力#入力06|入力06]]:昇順か降順か?
|[[input#input06|input06]]:昇順か降順か?
|-
|-
|[[入力#入力07|入力07]]:実験で用いた基質の種類
|[[input#input07|input07]]:実験で用いた基質の種類
|-
|-
|[[入力#入力08|入力08]]:入射角
|[[input#input08|input08]]:入射角
|-
|-
|[[入力#入力09|入力09]]:吸収がないときの屈折率
|[[input#input09|input09]]:吸収がないときの屈折率
|-
|-
|[[入力#入力10|入力10]]:残差の指定
|[[input#input10|input10]]:残差の指定
|-
|-
|[[入力#入力11|入力11]]:フィッティング関数のパラメータの設定の有無
|[[input#input11|input11]]:フィッティング関数のパラメータの設定の有無
|}
|}
{|class="wikitable"
{|class="wikitable"
! 目次(出力)
! index(output)
|-
|-
|[[出力#出力01|出力01]]:数値
|[[output#output01|output01]]:number
|-
|-
|[[出力#出力02|出力02]]:表
|[[output#output02|output02]]:table
|-
|-
|[[出力#出力03|出力03]]:グラフ
|[[output#output03|output03]]:graph
|-
|-
|[[出力#出力04|出力04]]:アウトプットファイル
|[[output#output04|output04]]:output
|}
|}


73行目: 73行目:


{|class="wikitable"
{|class="wikitable"
! 目次(内部処理)
! index(internal peocessing)
|-
|-
|[[explanation01|explanation01]]:フィッティング方法
|[[explanation01|explanation01]]:how to fit the Intensity ratio
|}
|}
<span style="font-size: 100%; color:red;">※このページを見るにはブラウザとしてchromeを使用されることを推奨しています。ブラウザによっては読み込みにかなり時間がかかることがあります。</span>
<span style="font-size: 100%; color:red;">※このページを見るにはブラウザとしてchromeを使用されることを推奨しています。ブラウザによっては読み込みにかなり時間がかかることがあります。</span>

2021年12月17日 (金) 09:51時点における版


概要

 本ComplexRIは、全反射実験から得たデータを用いて、複素屈折率の分散を調べるためのWebアプリケーションである。複素屈折率の分散を調べることは和周波分光の解析に役立つ。界面SFG分光とは可視光と赤外光の2つの光を照射したときに、界面で選択的に発生する和周波光を検出するもので、2次の非線形効果を応用した分光法であり、近年液体界面や高分子界面などを含めた幅広い界面分析に応用されるようになった。この和周波発生はフレネル係数に大きく影響されており、また、フレネル係数は屈折率に依存した量である。そこで和周波分光を解析するには複素屈折率の分散を調べることが必要であり、本Complexそれを手軽に行えることを目的に開発された。

主な特徴

  • 全反射実験の実験データさえあれば、複素屈折率の分散を出すことが可能。
  • 適用範囲は赤外領域。これは、和周波分光では官能基を調べることを目的としており、これに一致する光の周波数帯が赤外領域だからである。

作成の経緯

 和周波分光の結果をより正確に解析するための情報として様々な官能基に関する複素屈折率の分散を調べた論文[1][2][3]がある。これは全反射実験のデータに基づいて屈折率の分散をまとめたものになっている。本ComplexRIはこれに基づいて、全反射実験のデータさえ与えれば、同じようなフィッティングが簡単に行えるように開発された。
 フィッティング計算には論文[2][3]で用いられたものを主として用いている。これは、本研究室の王助教と以前森田グループに所属していた村田によって作成されたものである。本ComplexRIでは初期値を設定しなくてもフィッティングが行えるように、少しアルゴリズムを改良している。これは本研究室の森田教授、王助教の指導の下で上村が実装した。
 また、WebアプリケーションとしてのUIも上村が実装した。

tutorial

tutorialでは4種類全10個のinputについて、実際に解析を行い、その結果をもとに説明する。
index(tutorial)
tutorial01:ファイルを入れて解析する(input1⃣を与える練習)
tutorial02:解析に関する条件を指定する(input4⃣を与える練習)
tutorial03:ファイルの形式を変える(input2⃣を与える練習)
tutorial04:実験条件を正しく与える(input3⃣を与える練習)

manual

index(input)
input01:タイトル
input02:ファイル
input03:反射率か吸光度か?
input04:波数範囲
input05:データの列の指定
input06:昇順か降順か?
input07:実験で用いた基質の種類
input08:入射角
input09:吸収がないときの屈折率
input10:残差の指定
input11:フィッティング関数のパラメータの設定の有無
index(output)
output01:number
output02:table
output03:graph
output04:output

internal processing

index(internal peocessing)
explanation01:how to fit the Intensity ratio

※このページを見るにはブラウザとしてchromeを使用されることを推奨しています。ブラウザによっては読み込みにかなり時間がかかることがあります。




ComplexRIページtopへ]

参考文献

  1. "Effect of Frequency-Dependent Fresnel Factor on the Vibrational Sum Frequency Generation Spectra for Liquid/Solid Interfaces" Lin Wang, Satoshi Nihonyanagi, Ken-ichi Inoue, Kei Nishikawa, Akihiro Morita, Shen Ye, Tahei Tahara, J. Phys. Chem. C, 123(25) 15665-15673 (2019).
  2. 2.0 2.1 "Dispersion of Complex Refractive Indices for Intense Vibrational Bands. II Implication to Sum Frequency Generation Spectroscopy" Lin Wang, Ryo Murata, Ken-ichi Inoue, Shen Ye, and Akihiro Morita, J. Phys. Chem. B, 125(34), 9804-9810 (2021).
  3. 3.0 3.1 "Dispersion of Complex Refractive Indices for Intense Vibrational Bands. I Quantitative Spectra" Ryo Murata, Ken-ichi Inoue, Lin Wang, Shen Ye, and Akihiro Morita, J. Phys. Chem. B, 125(34), 9794-9803 (2021).